STRENGTH沖潮開発の強み

解体にも「品質」があります

役割を終えた建物に代わって、そこに新たな建物や施設を建築するのに必要となるのが、解体工事です。ゼロから新しい価値を生み出すためには、ゼロの状態をつくり出さなければなりません。その意味からも沖潮開発は解体工事を、ものづくりの第一工程であると考えています。
そんなきわめて重要な第一工程だからこそ、沖潮開発は解体工事の質にこだわります。そのためには、自社の熟練スタッフが自社の重機、設備を活用することで「自社による責任施工」をすることが前提となります。
解体工事の品質を高め、自信をもってお任せいただくためには最も大切なことです。

京都市によるAランク認定、
ISO14001認証など
第三者による解体品質評価

解体工事の品質にこだわるといっても、その品質を証明するには客観的な評価も必要になるでしょう。
沖潮開発は京都市からの「Aクラス」認定を受けておりますが、これは長年の実績や施工管理体制などを総合的に評価し、その認定を受けたものです。このランクによって受注できる公共工事の規模が決まるため、沖潮開発はこの「Aランク」認定を受けることによって大規模な解体工事の受注実績も多数有しています。
さらに、沖潮開発は環境への取り組みを認証する国際規格であるISO14001認証も取得しています。解体工事は環境との関わりが深く、業務の適正化・標準化を進める上で沖潮開発では国際規格に準拠したマニュアルに沿った業務をおこなっています。

法令遵守という当たり前の品質

京都市による「Aランク」認定やISO14001認証とは別に、建物の解体工事には、多くの許認可や登録義務、それに付随するルールがあります。これらの手続きが適正になされているかは解体工事の品質だけでなく、施主であるお客さまの信用にも関わります。
建設業の許可もしくは解体工事の届出、そして産業廃棄物収集運搬業許可、廃棄物処理のマニュフェスト交付といった手続きはすべて必須となるものですが、沖潮開発ではこうした法令面での遵守事項をすべて満たし、適法に工事および廃棄物の処理をおこなっています。
悪質な業者による無登録、無許可営業や不法投棄といった問題がしばしば発覚しておりますが、当事者だけでなくお客さまにとっても大きな不利益となってしまうため、こうした事態は当然論外です。
法令を遵守し、正しいルールにのっとった解体工事と廃棄物処理で、沖潮開発は安心も当然の品質としてご提供いたします。

難しい現場だからこそ沖潮開発の技術が光る

沖潮開発が手がける解体現場には、難易度の高い現場も数多くあります。たとえば、工場や社屋などの一部だけを解体する現場は、工場であればほかの生産ラインが稼働している中で、対象のラインだけを解体するといったケースもあります。この場合、すぐ隣では生産ラインが稼働しているため防塵や防振などに高度な対策が求められます。病院の一部解体でも同様に、解体部分以外は病院として運営しているため、影響を最小限に抑える技術を駆使します。難易度の高い現場、制約の多い現場でこそ沖潮開発の技術やノウハウが発揮されています。

解体は人がやるもの、人も大切な品質です

解体工事というと、どんなイメージをお持ちでしょうか。建築工事と違って建物を壊す作業なので、どこか荒っぽい現場のイメージをお持ちではないでしょうか。
こうしたイメージがあるのは、少なからずそういった現場が実在しているからでしょう。作業員に対してもあまりよくないイメージをお持ちの方も少なくないと思います。
沖潮開発は、こうしたイメージを根本的に変えたいという思いを持っています。解体工事はものづくりの重要な第一工程であり、そんなクリエイティブな作業をする人は信頼され、親しまれる存在であるべきです。そのため、作業員の礼儀やマナーを徹底し、お客さまだけでなく近隣の皆さまからも信頼されるよう取り組みをつづけています。
ヘルメットを脱いでのごあいさつや、汚れた靴で隣家の前を歩かず、むしろ近隣も含めてきれいに清掃すること、路上でたむろしたりタバコを吸うようなことをしない......こうしたことを全作業員が徹底しており、トラブルがなく気持ちよい現場づくりに努めています。

「危険に慣れるな・汚さに慣れるな!」
解体の仕事を根底から変えたい

解体工事には危険、汚いというイメージが付きまといますが、こうしたイメージについても根本的に変えたいというのが、沖潮開発の考えです。そこで掲げているのが、「危険に慣れるな・汚さに慣れるな!」という社訓です。
建設現場とはそういうものとして定着しているイメージ、それを変えることによって、沖潮開発は「専門知識と経験の豊富な技術者集団」でありたいと考えており、多くのお客さまからこうした考えに共感をいただいています。もちろん作業員についても同様で、誇りある解体技術者として活躍したい人が集まり、沖潮開発品質とも呼べる解体工事の価値を創りだしています。
どうせ壊すだけなのでどの業者に頼んでも同じという世界に、沖潮開発はこれからも新しい風を吹き込んでいきます。

古いものが持つ価値を、今の時代に

解体のご依頼をいただく建物の多くは、古い建物です。建物にはそれぞれ新築時の思いが反映されているので、中にはとてもよい材料を使った建物も少なくありません。解体は創造であると考える沖潮開発は、こうした古いよいものが持つ価値を今の時代に再生する取り組みをおこなっています。
解体する建物に使われている材料によいものがあれば、それを捨てることなく町屋再生などに活用し、沖潮開発が自社で運営している町屋ゲストハウスにも使用しています。
こうした古いものが持つ価値を再生する取り組みがひとつの形になったのが、沖潮開発の古民家再生プロジェクトです。沖潮開発の本社がある京都には特に多くの町屋などの古民家があります。こうした古民家の取り扱いにお悩みの方や古民家の価値を知りたいといった方々のために、古民家鑑定士がプロの目線で鑑定と適切な取り扱いのご提案をいたします。
古いものを壊すだけでなく、温故知新の精神で大切にすることは、沖潮開発が重視する価値観のひとつです。